バレー部に子供がいたら試合は見に行くべき?
子供の部活動で試合を熱心に見に行く保護者も多いですが、中には仕事が多忙とか、下の子が小さいとかで行けない保護者もいます。
熱心な保護者の中には試合や部活の行事に参加しない保護者を良く言わない人もいますが、それぞれの家庭の事情や考えもあるので、強制するものでも強制されるものでもありません。
●バレーの大会と試合観戦のマナー
バレー部は、年に大きな大会が3回あって地区予選を勝ち抜くと県大会、関東や関西などの大会、全国大会まであります。
主なバレーの大会には、中総体(中学校総合体育大会)、新人バレーボール大会、選抜バレーボール大会等があります。それぞれ地区予選や県大会があり、勝ち進むと全国大会などがあります。
●バレーの観戦ルールとは?
バレーは、体育の授業でも行われるようなメジャーなスポーツなので、応援している保護者もある程度ルールが分かっていたり、中にはバレー経験者の保護者がいたりします。保護者が経験者だと、子供達にアドバイスしてくれることもあるのですが、試合や大会になると別です。
以前、娘のバレー部で保護者と顧問の先生が対立したことがありましたが、要員の一つが試合の観戦ルールでした。バレー経験者の保護者が試合中にアドバイスやコーチング、指示のまねごとをした為、顧問の先生とケンカになったのです。保護者としての観戦ルールを忘れ、熱くなってしまったのが原因です。保護者は普段の練習もそうですが、試合では特に観戦ルールを守る必要があります。
〇バレー観戦のマナー
【バレー観戦のマナー】
- 選手などに対してアドバイスをしてはいけない
- 相手チームへのヤジは禁止
- サーブ時の『ソーレ』などはOK
- 『アウト』などの声掛けは妨害になる事もある
- 選手が戸惑うような声掛け禁止
- 体育館などの屋内なので楽器等は禁止
- 観客席のゴミなどは持ち帰る
バレーの大会や試合では、保護者の中に目立つ人がいるようなチームも珍しくありません。このような保護者は勝つために相手チームへの妨害まがいの声援をすることもあるのです。これは完全に観戦ルール違反です。対戦チームからも良く思われませんし、自分のチームからも除外され、最悪、子供が部活動を辞める事になるかもしれません。
試合の勝ち負けで必死になる親の気持ちは分かりますが、だからといって観戦ルールを守らないのは非常識です。
子供の立場やスポーツマンシップを考えて保護者も行動する事が重要です。
●バレーの観戦を楽しむ方法とは?
【バレー観戦を楽しむ方法】
- チーム内の保護者や先生とコミュニケーションを取る
- あくまで応援するという気持ちを持って行動する
- 保護者が率先してスポーツマンシップを守る
- バレーのルールを少し勉強すると楽しくなる
日曜日に試合がある時は、何度か応援に行った事がありますが、土曜日だと仕事で行けない為、仲の良い保護者の方に送迎も応援もお願いしていました。その分、応援に行ける時にはしっかりと声を出して応援するようにしています。
試合の応援に行くとなかなか普段会えない保護者の方と話す機会があり、学校の事や受験の話をすることもあります。試合観戦だけではなく、このようなコミュニケーションによって情報共有できることもバレー観戦の楽しみの一つです。
●まとめ
試合観戦する時は保護者が率先して観戦ルールを守り、相手チームにも敬意を払って子供達主体ということを徹底しました。保護者が色々指示しない為、子供達は自分達で考え、自分達で行動します。これこそ部活動に必要な保護者の役割だと思います。試合観戦の時に少しルールを教えてもらいましたが、それによって10倍くらい観戦が楽しくなりました。