吹奏楽部

中学の吹奏楽部に必要な費用は?

吹奏楽部の費用

吹奏楽部にに入ると部費やコンクール代が必要になってきます。今回はうちの子の場合を元に、1年間の費用についてまとめてみました。

地域や学校によって予算や名目費が違いますが、参加するコンクールやイベントの数などで費用はガラリと変わってきます。ここからは、ひとつの目安として、うちの子の部活にかかった費用を会計報告を参考に書き出してみます。

【部費】

部費の封筒

部活動振興会費

1年間/6000円

部活動に加入している生徒全員が中学校に対して払う会費です。学校によってあるところとないところがあります。主に運動部が加入し支払う会費ですが、吹奏楽部も同額の会費を払う場合があります。

使い道

運営費(事務通信費、指導経費など)
市振興会などへの負担金
用具準備費
部活動費 など

中学校全体としてかかる部活動費用のための集金です。ここで集めた会費の一部は各部の活動費として振り分けられます。

部費

月額3000円(3年生は8月まで納入)

吹奏楽部部員全員が吹奏楽部に対して払う部費です。

使い道

楽器メンテナンス・修理費
消耗品代
コンクール代
ホール練習費
外部講師代
楽器購入積立費 など

吹奏楽部の運営に必要な費用は、基本的にこの部費から支払います。

部費は、うちの子の学校の場合は月額3000円でした。支払い方法も月払い・半年払い・一括払いと選べました。

一般的に吹奏楽部の部費は高いというイメージがありますが、確かに強豪校の場合には月額が30000円という学校もあります。なぜ学校によって部費が違うのかというと、部員の数や1年間の活動内容が違うからです。参加するコンクールやイベントステージの数が多ければ、それだけ費用がかかるため部費が高くなる傾向があります。

また部費が高い部の中には、部費以外の追加徴収をおこなわない部もあります。この場合は1年間の部活に部費以上の費用がかからないので明確でわかりやすいメリットがあります。その逆に毎月の部費は安いけれどイベントの参加費や交通費を、その度集金する部もあります。そのため、その年の参加するイベントや演奏会が多いと、1年間の部活の費用がトータルで高額になるケースもあります。部費の安さや高さだけで判断するのではなく、1年間にどれだけの費用がかかるのかで判断すると良いですよ。

1)楽器メンテナンス・修理費

吹奏楽部の楽器

吹奏楽部は楽器を扱うため、メンテナンスや修理費が必要になります。メンテナンスは定期的におこなう必要があり、楽器ごとにかかる費用が違います。また分解して掃除をしたり、部分調整や全体調整など、メンテナンスの項目によっても費用が変わります。時にはメンテナンスだけでも数万円かかることもありますが、楽器のコンディションが良くなければ良い演奏をすることはできません。そのためメンテナンス代を節約することはできないのです。

楽器は繊細なものが多く、大切に使っていても壊れてしまうことがあります。修理は壊れたときや調子が悪いときにおこないますが、数万円ほどかかる場合が多いです。修理の度合いによっては数十万かかることもあります。そのため多くの吹奏楽部では1年間にかかるメンテナンス費と修理費を予算として毎年積み立てています。また部によっては、通常の使用時におこった故障や不具合は部で負担をして、部員の不注意(落下や倒すなど)の場合には、修理費の半分を自己負担または全額負担というルールの部もあります。

2)消耗品代

楽器のリード

楽器のお手入れに必要なオイルやグリスなどの消耗品を部費で購入します。また担当する楽器によっても消耗品が違います。クラリネットやサックスなどの木管楽器にはリードという部品が必要ですが、このリードは消耗品なので部費で購入します。トランペットやホルンなどの金管楽器にはリードは必要ないので、消耗品は基本的にお手入れ用の用品のみです。学校によっては、これらの消耗品を個人で準備する場合もあります。消耗品を、どこまで部費でまかなうのかは一度確認してみてください。

3)コンクール代

コンクールのトロフィー

吹奏楽部は、夏に吹奏楽コンクールが開催されます。野球部でいうと甲子園のような一年で最も大きなコンクールのため3年生もこのコンクールまでは部活動をおこなうことが多いです。吹奏楽コンクールに出場するためには、吹奏楽連盟に加盟する必要があります。連盟加入費が10000円で、コンクールの参加費が一人2000円程度です。

それ以外にも学校からコンクール会場までの楽器の運搬費(トラックのレンタル料や、運送会社への支払い)や当日のお弁当代などがコンクール諸経費としてかかります。

夏の吹奏楽コンクール以外にも、秋や冬にコンクールが開催される地区もあります。どのコンクールに出場するかは学校ごとに違い、コンクールに出場する回数が増えるとそれに伴い費用がかかりホールでの練習の回数が増えます。

4)ホール練習費

ホールの写真

前項のコンクール代でも触れましたが、コンクールに出場する場合にはホールで練習をするのが一般的です。普段は学校の音楽室や教室、体育館などで練習をしますが、本番を想定してのホールの練習が重要になります。

コンクール前の仕上げの時期に集中してホール練習をする吹奏楽部もあります。ホール練習には、ホールの使用料以外にも、ホールまでの楽器を運搬するためのトラック代などがかかります。

5)外部講師代

吹奏楽部のコーチ

学校によっては外部からコーチとして講師にレッスンを依頼することがあります。例えば顧問の先生の専門が木管楽器のサックスだった時には、金管楽器と打楽器の講師を呼び全体的なレベルアップを図ります。より的確なアドバイスをもらうために、特にコンクールの前に講師を呼ぶ場合が多いです。講師代は講師によって様々で、交通費とお弁当代のみの場合もあれば一回5000円〜40000円の講師代を支払うこともあります。

6)楽器購入積立費

ティンパニの写真

楽器は高額なものが多いため、毎年の部費から購入費として積み立てます。どんなに大切に扱っていても、楽器にも寿命があります。メンテナンスの必要が多くなったり、音が悪くなるなどの不具合が解消されなくなったりしたら、買い替えを検討する時期になります。

吹奏楽部によっては月々の部費を安く設定し、ホールでの練習代や講師料を別途徴収する学校もあります。学校によって部費の使用の仕方も様々ですので、会計報告などで部費をどのように運営しているのか確認するといいですね。

 

1年生の時にかかる費用

チューナーの写真

吹奏楽部では入部後にいくつかの用品を購入します。主に個人持ちの練習着や楽器用品ですが、3年間使用するものが多いため毎年購入するわけではありません。

練習着代3500円〜

夏の練習用のユニフォームとして部でお揃いのTシャツを作成する所が多いです。練習着以外にもイベント時のステージ衣装としても使うことがあります。

楽器用品代9000円〜

楽器用品とは楽器の音程を合わせるチューナー、楽譜を立てておく譜面台、楽器のお手入れセット、楽譜を入れておく楽譜ファイルなどです。学校によっては個人持ちでなく備品として借りることができる用品もありますが、基本的には各自で購入することが多いです。

 

詳しくは『中学で吹奏楽を始める時に必要な服装・道具』にまとめていますので参考にしてみてください。

それ以外の都度費用

イベントの演奏

部費以外にも定期演奏会やイベントに参加すると、その都度必要な出費が発生することがあります。

定期演奏会・イベント

中学の吹奏楽部では、1年に1度3月など年度末に演奏会(コンサート)をおこなうことが多いです。部員の数が多く強豪校の場合には大きなホールを貸し切って定期演奏会を開催することもあり、この場合には参加費などを徴収することもあるそうです。うちの子の吹奏楽部は学校の体育館で演奏会をするので、会場代はかかりませんせした。演奏会のDVD作成を業者に依頼したので、DVDを全員が最低1枚は購入することになりました。演奏会にかかったのは、そのDVD代の3000円くらいでした。

定期演奏会を開くにあたってチラシやポスター、プログラムなどを作成しますが、地域の企業に協賛を募ってコストを抑えるなどの工夫をする学校が多いため、あまり高額の負担にはならないでしょう。うちの子の場合にはパソコンの得意な保護者がポスターを作成してくれたのでコストを抑えることができました。

地域のお祭りやイベントに吹奏楽部で参加することもあります。主催者から部に依頼があり参加しますが、出演料(ギャラ)が支払われることもあります。出演料がない代わりに、交通費や楽器運搬費を支払ってくれるイベントなどもあり様々です。当日のお弁当代など、部で用意する場合にはその都度徴収します。

車代

送迎の車

ホール練習やコンクール、イベントなどに参加する場合には、保護者が車を出し部員を送迎します。車を出した家庭には車代を支払いますが、部内の取り決めで車代も様々です。1回の車代を一律に設定する場合と送迎の距離に応じて支払う場合などがあります。

うちの子の部では一人1回200円を乗せてもらった車の保護者に支払うルールになっています。なので往復400円の車代です。距離が遠い場合や駐車場を利用する場合には、部費から補填をするのでこれ以上の徴収はなくわかりやすいです。

コンクール写真代・DVD代

dvdの写真

吹奏楽コンクールでは演奏後に出場した部員で記念写真を撮るのが通例です。会場に写真業者がいて、演奏が終わった学校から次々と撮影をします。部員全員の全体写真、パートごとの写真、学年ごとの写真などを撮影して、後日学校に写真の見本が届きます。写真の見本を見て買いたい写真があれば写真を注文し購入します。

コンクールの演奏中の写真もあります。コンクールの会場内は写真の撮影は禁止されていますので、コンクールのステージ写真が欲しい場合には業者に注文する必要があります。もちろん希望購入ですので、買いたい写真がない場合には注文しなくても大丈夫です。

コンクール会場は動画の撮影も禁止です。写真と同様にコンクールの演奏を録画したDVDも業者から購入することができます。近年は個人情報の保護のため、他校の演奏が収録されない場合が多いです。その場合には、DVDには自分の学校の演奏だけが収録されています。コンクールごとにDVDの業者も違うため価格もまちまちですが、学校で取りまとめて一括で購入すると通常の価格よりも割引されることが多いです。

最後に

吹奏楽部の年間費用は、所属している部員の数と出場するコンサートの数と参加するイベントによって大きく変わってきます。

うちの子の吹奏楽部は基本的に部費以外の追加徴収は、そんなにありませんでした。土日の練習のお弁当代やコンクールの写真の購入など、ちょこちょこした出費はありましたが、合宿や遠征などがなかったので大きな金額の出費はなかったです。部活のサポートに協力的な保護者が多いのも、コストを抑えられているポイントかもしれません。

どのくらいの年間費用がかかるのかは学校ごとに違うので、細かいポイントは先輩の保護者の方に質問してみるといいですよ。


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