「お弁当作り」は面倒だけど、「買い弁」だとお金がかかりそう。そもそも手作り以外は禁止なの?
部活動のお弁当事情はさまざまですが、できるだけ負担に感じなくて済むようにしたいものです。
保護者同士で話してみれば、さらっと解決することもありますよ。
お弁当作りが楽しみな人へ
「お弁当作るのが好き」「冷食なんて絶対使わない」「コンビニ弁当は栄養が偏ってそうだから嫌」という人はここから先の話は役に立たないと思います。
私は「早起きが苦手」「料理は嫌いじゃないけど面倒くさい」「お弁当箱洗うのが嫌」なので、そういう人の為の記事を書きました。
お弁当作りが趣味な人はほんと凄い!この先読まれる方は「ああ、こんなに手を抜いてもいいんだ」と温かい目で見ていただけると嬉しいです。
手作りじゃなきゃだめ?
日頃お弁当を作る習慣がなく、運動会くらいしか作らない人にとっては週2回の土日の練習のためにお弁当を作るのはかなりのハードルだと思います。
たまに学校の先生から「手作りしてください」と言われると聞きますが、先生おいくつなんでしょう?
世の母は子供のためなら平日バリバリ仕事して、土日は朝5時起きでお弁当を作り、車で部活の送迎をするなんて事、子供のためなら当然できる筈だとでも思っているのでしょうか?
ムリムリムリムリ。
そんな時間あったら寝たいです。子供を起こすのも面倒。勝手に出て行って欲しい。もちろん子供は愛してますが、母の愛は無限でも母の体力は有限なんです。平日頑張ったら、休日はゆっくり休ませてください。
手作りは思い込みだった
うちの子の場合、1年生のはじめの数回は手作り弁当を持たせました。練習試合のプリントに「お弁当持参」と書かれていましたし、子供からも「お弁当いるから作って」といわれていましたから。
しかし、その「お弁当」は「お昼ご飯」という意味なんです。
つまり、買い弁でもパンでも「お昼ご飯を持っていけばOK」。
それがわかったのが、初めて送迎係をした日です。
子供達の昼食風景をを見てみると1年生は全員家で作ったお弁当箱。2・3年生の半分以上はコンビニ袋を下げていました。先生も「おっ、そのパン美味しそうだな」と和気藹々で別にコンビニ弁当を咎める様子はありません。
その光景を一緒に見ていた他の1年生の送迎係のママと一緒に「買った物でいいんだ」と自分たちの思い込みに唖然としてしまいました。
すぐに部活動の1年生保護者ラインで、情報共有の意味も込めて「買い弁でOKみたいよ!私は次回は買い弁にする!」と宣言しました。その後「私も~!」の書き込みが目立ち、私以外にも手作りが負担だった人もいたんだなと安心しました。
次回の練習試合はほぼ全ての1年生がコンビニ弁当やパンでした。もちろん先生から何か言われることもありませんでした。子供も友達と一緒にコンビニで昼食を選ぶのが楽しいみたいです。
手作りは義務ではないかも。部活動の保護者にリサーチしてみるといいかもしれませんよ。
お金が厳しい時はおにぎりで
お弁当がいる日が月に1、2回ならば気になりませんが時期によっては6、7回ある月もあります。試合のたびに毎回コンビニで600円〜千円の出費は結構痛手です。そんな時はおにぎりを持たせました。
おにぎりなら手間もかからず用意ができます。でも、おかずが無いと物足りないんじゃ?と思いますよね。
おかずはおにぎりの中に入れればいいんです。
うちの定番は
冷凍食品/マルハニチロ【牛カルビマヨネーズ】
塩おにぎりの中に一個いれるだけ。お肉でマヨソースを包んで焼肉のタレをかけたこの商品は食べ応えバッチリです。
冷凍食品/ニッスイ【きんぴらごぼう】+マヨネーズ
野菜も摂るなら、きんぴらごぼうにマヨネーズをかけて塩おにぎりの中に入れます。
鮭フレーク+マヨネーズ
瓶詰めの鮭フレークがあれば簡単にシャケマヨおにぎりができます。他にも焼き鯖、とりそぼろなどの色んな瓶詰めがあるのでスーパーで棚を見るのも楽しいですよ。
おにぎりの良さはお弁当箱洗いが発生しないこと。おにぎりを1個ずつラップで包んで弁当袋に入れるだけなので、帰ってからの洗い物が水筒だけなのでかなり楽です。
おにぎりだけじゃ物足りない場合は、コンビニでチキンやコロッケなどの揚げ物を追加。それなら出費も200円ほどで済みます。
おにぎり弁当で野菜を摂るのは大変難しいですね。
しかし、昼食の1回くらい野菜がない食事でもいいのでは?その分、朝や夜にたっぷり野菜をとったり、サプリメントで補助すればいいと思えば気が楽になります。
これらのおにぎり、朝時間がない時のメニューにもなります。遅刻ギリギリの時学校へ行く準備をしながら、または登校中走る合間に(お行儀悪いですが)バタバタと食べておりました。本当はもっと早く起きて欲しいのですが、朝食抜きよりは何か食べてくれる方が安心します。
外の部活は夏場に注意!!
息子はサッカー部なので試合中の荷物はもちろん外です。校舎の影などできるだけ陽の差さない涼しい場所を探しますが、それでも夏場の気温は大変なもの。お弁当バッグには保冷剤なども入れますが、やはり真夏だと手作りのお弁当は食中毒が怖くて作れませんでした。それに、保冷剤で冷たくなったご飯は美味しくないですよね。
なので夏場は主にパンでした。一番お世話になったのはランチパック。
お惣菜系からデザート系までバラエティ豊かなので選ぶのも楽しいみたい。価格も100〜150円くらいなのでお財布にも優しいですね。
ただ、夏場は「塩飴」や「ウィダーなどのゼリー飲料」などの熱中症対策での出費が出てきます。ドラッグストアなど安いお店でまとめ買いをすることをお勧めします。
まとめ
ネットをみて見ると、部活のお弁当に悩んでいる人がいるので「みんなで手を抜けば怖くないよ」と言いたくてこの記事を書きました。
まずはお子さんに「買い弁でもいい?」と聞いてみてください。「みんな作ってきてるから」と答えてきたら「みんなって何人ぐらい?」と聞いて見て。案外手作り弁当は自分の友達周りだけで、他の子は買ってきているみたいなこともありますよ。
先生の方針や先輩保護者の指示などで手作りから逃れられない家庭もあるかもしれません。そんな時は「出来合いのお弁当やお惣菜」を詰め直せばバレません!お弁当箱もちょっと可愛い100均の使い捨て弁当箱にすれば帰ってからの洗い物もなくて楽チンです。
そして、自分たちが上級生の保護者になったときには「買い弁もOK!」の部に変えてしまいましょう。保護者が一致団結すれば意見は通りやすい筈ですよ。