ここでは服装・用具について解説します。ひと先ずこれが揃えばサッカーが始められるというものを集めました。※ここでは一般的なケースを想定しています。もちろん学校によって状況はかわりますので購入前にそれぞれご確認くださいね。
【学校で一括購入】
- 練習着(プラクティスシャツ・パンツ)
- ピステ
【個人で購入】
- スパイク
- ストッキング
- シンガード(レガース・すね当てともいう)
- バッグ
- インナーウェア
- 水筒
【状況に合わせて買うもの】
- 手袋、ネックウォーマー
- ベンチコート
さらに、以下では写真を交えて詳しいアイテム説明をしていきます。
【学校で一括購入】
チームで同じものを着用するため、学校で一括購入して後日料金を支払う場合が多いでしょう。
1)練習着(プラクティスシャツ・パンツ)
オールシーズンで練習着として使います。洗い替えのため2セットは確実に必要となります。
注意
ゴールキーパーの場合身体を投げ出すようなプレイも多いので、怪我防止のために長袖のウェアとパッド付きのパンツを着用します。キーパーグローブも必要となります。入部後いきなりキーパーを指名されることも少ないと思いますし、小学校からの経験者がなることも多いポジションです。もし指名されたら用具は先生からの指示を仰ぎましょう。
●料金の目安/1,000〜3,000円(各上下)
2)ピステ
防水生地のアウターで、雨天時や寒い時期の練習時に着用します。練習着の上から着るので1セットでいいと思います。
●料金の目安/4,000〜10,000円(上下セット)
【個人で購入】
消耗品や個人使用の用具。ストッキングやインナーウェアは学校で色指定されることも多いので、体験入部の時に質問しておくといいでしょう。
1)スパイク
底辺にポイント(スタッドともいう)というボコボコがついたサッカー専用の靴です。ポイントが削れてなくなってくると買い換えなければいけません。試合では審判がポイントの確認をすることもあります。寿命は練習量にもよりますが約3ヶ月くらいでしょう。素材は本革と合皮がありますが、本革は水に弱くお手入れも大変なのでまずは合皮でいいと思います。また、芝用、土用とあるので学校のグラウンドにあったスパイクを用意しましょう。
最初はスポーツ用品店で試着して店員さんに確認してもらった方が良いです。スパイクはネットの方が安い場合も多いので、各メーカーのサイズ感がわかってきたらネットで購入するのもオススメです。
●料金の目安/5,000〜15,000円
2)ストッキング
膝まである靴下のことです。中にシンガードという防具を差し込むので必需品です。練習着に合わせて色が指定されることが多いので、何色を買うか聞いてから買いましょう。
つま先が破れるのが早いので糸で繕いたくなるのですが、触感がゴロゴロするので縫うのはやめた方がいいでしょう。スパイクを脱ぐと何人かは確実に破れているので恥ずかしくもないですよ(笑)消耗品なのでまとめ買いがオススメです。
●料金の目安/500〜1,500円
3)シンガード(レガース・すね当てともいう)
ストッキングの中に差し込む防具です。試合では着用しているか審判に確認されることもあります。
裏側にクッションがついていますが素材によっては汗を吸い込みとても臭くなるのでしっかり洗いましょう。汗を吸い込まないタイプは滑り落ちるのでシンガードストッパーを使うなどで対応しましょう。
●料金の目安/500〜1,500円
4)インナーウェア
練習着やユニフォームの下に着る防寒着です。試合の時はチームで色を揃える必要があるので、購入前に色の確認をしましょう。洗い替え用に上下2枚づつは必要になります。入部する春にはもう使用時期は終わっているかもしれません。買うのは秋になってからで間に合うと思います。
●料金の目安/700〜2,000円(各上下)
5)バッグ
ウェアや道具を入れるバッグです。学校のカバンがリュックタイプの場合は斜めがけのエナメルバッグを買うことになるでしょう。水筒やお弁当などもいれると結構容量が必要になります。
●料金の目安/2,500〜8,000円
6)水筒(ジャグ)
テレビで見るサッカーの試合ではピッチの周りに置いてあるスクイズボトルで定期的に水分補給をしているシーンが見れます。しかし、スクイズボトルは薄いプラスチック製なので真夏には中身がお湯状態になってしまいます。是非保冷能力のある水筒を購入しておくことをお勧めします。サイズは先輩の使っているものを基準とするのがいいと思いますが、だいたい2リットル程度と思ってください。
●料金の目安/1,500〜5,000円
【状況に合わせて買うもの】
1)手袋、ネックウォーマー
寒い時期に使います。特に手袋は寒すぎて指の感覚がなくなると、スローイン時に力がはいらないので使用している子供も多いです。
●料金の目安/500〜2,000円(各々)
2)ベンチコート
公立の中学校ではそれぞれ個人で必要に応じて購入する場合が多いと思います。アップ時、ベンチにいる時に使用します。ダウンや中綿、フリースなど素材も値段も様々です。活動状況に合わせて寒くなってから購入を決めましょう。
●料金の目安/5,000〜20,000円
最後に
サッカーの練習着はすぐ乾くので、家に帰ってきて洗濯すれば自然乾燥でも翌朝には乾いています。
ストッキングは生地が厚く乾きが遅いので、複数枚用意しておいたほうがいいでしょう。スパイクもストッキングを履いた状態で試着しないとサイズ感が違いますよ。
ちなみにユニフォームやビブスは部費で購入して学校で管理というところが多いようです。
上記サッカー用具があればひとまず困ることはないと思います。他にもあった方が便利なものなどの記事も合わせてご覧くださいね。